「私たちは遊んでいません!」:西日本市が椅子の代わりにバランスボールをテスト
2021年11月26日(毎日新聞)
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和歌山県田辺市は今月、腰痛の予防や症状緩和に効果があるとして、市長や副市長ら一部職員の執務室で椅子の代わりとなるバランスボールの試験運用を始めた。腰痛と肩こり。
現在はボールに興味のある人だけがボールを椅子代わりに使っています。 市政府は、2022年1月までの試験で効果が証明されれば、ボールの本格導入に注目している。
腰痛などに悩む職員が多いことから、市総務部長が発案した。 不安定なボールに座ると体幹が強化され、症状が緩和されると言われています。
バランスボールを導入した民間企業の例は、厚生労働省とスポーツ庁の国民健康増進に関する合同会議でも取り上げられたようだ。 一方、北海道の釧路市はボール4個を公費で購入し、今年6月から試験を行っている。 バランスボールは、私物を含めて釧路庁舎10か所以上で使用されているという。
田辺庁舎では現在、直径65センチと75センチのボールを12カ所でテストしており、「腰痛が楽になった」などの反響もあるそうだ。 国民感情を考慮し、公共カウンターのある部門ではボールは使用しない。 市は1月の庁内の委員会で効果があると判断されれば、全部署での使用を認める方針だ。 ボールは利用者が自己負担で購入しており、市は本格導入してもこれは変わらないとしている。
田辺市の真砂光敏市長は11月24日、バランスボールに座りながら記者会見に臨んだ。 肩こりに悩んでいたという真奈子さんは、「最初は長時間座るのが少し大変でしたが、慣れたら大丈夫でした。自分では気づいていませんが、まだ効果はあるのですが、姿勢が良くなった気がします。」
(Japanese original by Yukihiro Takeuchi, Tanabe Local Bureau)